作詞家:青柳美奈子、アーティスト:あなりすのあなぐら発信徒然詩


by aoyagi375
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第49回 泣きたくても泣けない人へ。
(2003/02/26 Street配布)

泣きたくても泣けない人がいる。
自分のために生きちゃ、
イケナイんじゃないかと迷う人がいる。
怒りたくても怒れない人がいる。
どんなにつらくても、
笑ってなきゃイケナイ人がいる。

あなたは頑張っている。
昨日も今日も明日も
いつだって一生懸命頑張っている。

神様はそんなにイジワルじゃないよ。
あなたになら越えられるから
必ず越えられるから。
そう信じて、
きっと与えられる痛みなんだ。
そしてあなたが頑張っている姿は
誰かに。そして私に。
すごく勇気をくれているんだ。

みんな、ガンバレ!
私、ガンバレ!
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by aoyagi375 | 2003-02-26 10:56 | ★あなりすの2乗(詩)
不器用な人を知っている。
本当はとても優しくて面倒見がいい人なのに
はずかしがり屋な一面が、
それを見せないように見せないようにって
隠すことだけに頑張ってて。
とても“つっけんどん”な人になってしまうのだ。

その人の真ん中のとても柔らかい部分。
些細なことにも傷つきやすく。
繊細で優しい部分に触れたいと思うのだけど
なかなか上手くいかない。
時々、タイミングが合うときがあって、
そんな時はとても優しい一面を知る度に
本当にいつも、びっくりしたりしてたんだ。

素直になるのって簡単そうで実は難しい。
だけど、自分の真ん中の大切な部分を
隠すことに夢中になっているより、
少しずつでいいから。
見せてくれたらいいのにな。
触れさせてくれたらいいのにな。
きっとね。
すっごくハズカシイんだろうけど。

そうしたら。
私も少し、優しくなれる気がするんだ。
そうしたら。
もっと、仲良くなれる気がするんだ。

不器用な人を知っている。
とてもイジワルで、とても優しい人。
いつか。急がないでいいから。
もっと、仲良くなれる気がするんだ
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by aoyagi375 | 2003-02-21 10:55 | ★あなりすの2乗(詩)

第47回 おばあちゃん。

「行ってらっしゃい」。
祖母の声に背中を押されて、
私は玄関を出て通りの向こう側のバス停まで歩く。
祖母も私の後から、年々腰は曲がり
頼りなくなる歩き方で玄関を出る。
そして家の前に立ち、背筋を伸ばして
私へと一生懸命に手を振ってくれる。

まだバスは来ない。後ろを振り返る。
祖母が手を振ってる。
しばらくして来たバスに乗り込み、
走り出すバスの窓から家を振り返ると
祖母はまだ手を振り続けてる。
やがてバスは加速する。
どんどん小さくなっていく祖母は
その姿が見えなくなるまで、
毎朝、私へと手を振り続けてくれた日常。

「早く家に入ればいいのに」。
そんなふうに思ったことも何度かあった。
高校生だった私は、周りの目を気にして
いつまでも手を振り続けてくれる祖母が恥ずかしかった。

おばあちゃん。あの時は言えなかったけど、
恥ずかしいと思っていたあの時も、
本当はすごく嬉しかったんだ。
おばあちゃんの姿を確かめるために、
私は何度も何度も振り返って、その度に安心して。
毎朝学校に通っていたんだよ。

いつか。私が誰かにいつまでも手を振るんだ。
あなたが教えてくれた優しさと暖かさを
今度は私が伝えていく番だよね、きっと。
振り返るたびに嬉しかったあの気持ちを。
寒い朝も暖かくなったあの気持ちを。
きっと誰かに伝えていくから。
おばあちゃん。
天国で今日も私に手を振っててください。
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by aoyagi375 | 2003-02-12 10:55 | ★あなりすの2乗(詩)