作詞家:青柳美奈子、アーティスト:あなりすのあなぐら発信徒然詩


by aoyagi375
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第30回 空を飛べたら。

鳥のように空を飛べたら。

屋根に寝ころんで。
冷たいアスファルトの上に寝ころんで。
ただずっと空を眺めていたことがある。

でもね、きっと本当は。あなたも私も。
目には見えないけど翼を持っているんだよ。
どんな翼なのか、どんな空が飛べるのか、それは自分次第。

あんなに自由に空を飛んでいるように見える鳥も、
この世に生まれたばかりの頃はまだ飛べない。
お母さん鳥や兄弟鳥に飛び方を教わったり見て覚えたり。
一番最初に飛び立つ時は鳥だって怖いし、
なんとか飛び立っても最初は少ししか飛べない。
少しずつ練習して飛び方を覚えて、
いつか気がついたら、あんなふうに自由に飛べるようになるみたい。

いつか飛ぼうね。
大きな空を自由に大きく。
あなたはあなたの翼で。
私は私の翼で。
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by aoyagi375 | 2002-07-10 10:45 | ★あなりすの2乗(詩)

第29回 フリ

みんな何かのフリをしてる。
元気なフリ、明るいフリ。
優しいフリ、リッチなフリ。
いいコのフリ、ピュアなフリ。
大人のフリ、子供のフリ。
女のフリ、男のフリ。

あの頃の私は、いったい何のフリをしてたんだろう。
傷つくこともせず、自分が寂しいことにも気づかず。
今日がそこそこに楽しければいいと思ってた。
怖かったものは、スケジュール帳の空白。
スケジュール帳の空白は、
自分が誰からも必要とされてない証拠のような気がしてた。
だからいつも必死で、スケジュール帳の空白を埋めようとしてた。
それなりに働いて遊んで忙しくて。
それでいいじゃん。 そんなふうに過ごしてたあの頃。

本当は居心地が悪くて、ハマりきれなくて。
みんなといても1人な気がしたり、
「ここは私の場所じゃないんじゃないか」とか思ったり。
でも。自分の居場所を探すことはしなかった。

扉は探している人にだけ開くのかもしれない。
自分にとって心地いいイスは、それを求めて探して、
重い扉を開けた人にだけ見つかるものなのかもしれない。
きっと本当は。誰にだってその人だけの扉とイスが用意されてる。
今は、そんなふうに思うんだ。

何かのフリをしてる場合じゃないよ。
本当の自分で。探さないとね。
きっと何にも見つからないよね。
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by aoyagi375 | 2002-07-03 10:44 | ★あなりすの2乗(詩)